ボーイスカウト運動は、1907年にイギリスではじまり、今では世界169の国と地域で約4000万人が活動しています。
日本におけるボーイスカウト運動は、日本連盟以下各県連盟、各地区組織され、地区には活動母体である「団」があり、それぞれの団単位で活動しています。
ボーイスカウトと聞くとキャンプやハイキング、街頭募金をイメージすると言われます。ボーイスカウト運動の目的は、そのキャンプやハイキング、街頭募金等を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップを育てることにあります。
ボーイスカウト運動では、子供たちの年代に合わせた成長のために、年代別に5つの 「隊」 に分かれて活動しています。また、ボーイスカウト運動では、活動する子供たちを 「スカウト」 と呼びます。
- ビーバースカウト隊
ビーバースカウトは、ボーイスカウトで最年少の小学1年生から2年生を対象としています(就学直前の1月から仮入隊できます)。「みんなと仲良く遊ぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びを分かちあう」などをねらいとし、様々なことにチャレンジします。
- カブスカウト隊
カブスカウトは、小学3年生から5年生を対象としています。目標は「自分で考え自分のことは自分でする」「みんなでルールを作って仲良く遊ぶ」「自然や社会とふれあうこと」などを通じ、自立心や創造力を養います。
- ボーイスカウト隊
ボーイスカウトは、小学6年生から中学3年生を対象としています。キャンプやハイキングなどの野外活動の中で、「リーダーシップ」「協調性」「社会性」などを育みます。また、奉仕活動を積極的に行い、「人のために役に立つことの大切さ」も学びます。
- ベンチャースカウト隊/ローバースカウト隊
高校生年代になるとベンチャースカウトに、18歳から25歳まではローバースカウトになります。ボーイスカウトの中では、一貫性のある教育の最終段階となり、より自主性に基づいた活動を行います。そうした活動は、アドベンチャーに富んだ内容や地域社会への奉仕など様々な分野におよびます。
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